用美とは

「用美」はホテル・レストラン向け業務用の総合ブランドです。

1972年に創業以来、ホテル・レストランで働く、プロの料理人の現場を支えて参りました。

用美ブランドが大切にしていること、お伝えします。

「用」と「美」
のあいだに

機能を満たすところにおのずから美しさが現れてくる。

その思想は、「用美」が生み出す器や道具、それ自身が持つ機能の美しさ、意匠の持つ美しさに表現されています。

単に道具というだけでなく、使い手の創造力を刺激し高みへと導く「用美」。
作り手と使い手、日本人の持つ豊かな創造性と繊細な感性は互いの存在を認め合いながら、伝統を守り続けるだけなく、和と洋、新と旧を大胆に組み合わせ発展させてきた歴史があります。

「食」の文化を
支えてきた
「用美」

プロの料理人、現場の声、
ニーズに答え続けた歴史

創業より40数余年、ホテル・レストラン様向けの業務用製品をつくり続けてきました。 初めは、桶から始まった「用美」。
最初の小さな一歩は、使い手の心を掴むことで期待に応え、新たなる可能性を生み出してきました。
常に現場の声に耳を傾け、必要とされる商品を絶えず開発し続けてまいりました。

今現在では、取り扱い総点数は20000点以上。「用美」カタログだけでも5000点以上の商品を掲載しております。

創造力と努力が一つのカタチとなる時、そこに「用美」の進化の姿が見えてきます。
40年という短くはない時間を経て「用美」が手にしたものは、使い手の心を満足させる技と信頼そして未来です。

岐阜の恵みを、
いただく。

岐阜という豊かな自然が育んだ恵みに感謝する。

創業より40数余年、ホテル・レストラン様向けの業務用製品をつくり続けてきました。
木、土、紙、竹。岐阜には古くから多くの自然の恵みがもたらされてきました。
その恵みは脈々と流れる歴史の中で、木工、焼き物、和紙と多くの誇るべき工芸品を生み出しています。

「用美」の魅力は、「こんなものを作って欲しい」「ほかで作れるところが無いのだけれど」というお客様の要望に対して、
岐阜という地でほぼ素材が揃ってしまう、作れてしまうところにあります。
材料を含め多くの組み合わせや複合的な要素で作られていくことが多いのが、モノづくりの特徴です。
そのモノづくりにあって、一つの場所で多くモノづくりが完結していくということは、
自然素材の豊富な岐阜にあってできることと「用美」は考えます。
特別なものではなく、誰もが使え、多くの人が親しめる日常の「用」と「美」を送り出せるのも、この岐阜という地に生まれた「用美」だからこそできるのです。

受け継がれる、
手仕事。

手仕事は、良い仕事を残すという誇りに支えられている。

技の確かさに加え、一つひとつを丁寧に作りあげる手仕事は、
上質で繊細な美意識を持った職人が今なお活躍する岐阜で生まれています。
当代の名人という意識ではなくモノづくりへの真摯な思いと、
一つひとつの仕事に対して高い技術力で応え作りあげていく姿勢が、
飽きのこない「用美」を生み出しています。
毎日用いる器や道具だからこそ、そこには手仕事の温かみや使いやすい端正な美が求められます。

「用美」は、受け継がれてきた技や思いだけに籠もるのではなく、時代が求める要望とうまく混ざり合える、
環境にうまく溶け込める柔軟性を持ってモノづくりに臨んでいます。
受け継がれ、受け継いでいく確かな手仕事が岐阜にはあります。
手仕事を手仕事だけで自己完結させず、多くの人が、世界が喜んで受け入れてくれる手仕事を目指していきます。

「用美」のしるし

良い仕事、喜んでいただける仕事、それが「用美」のしるしです。

デザイン優先ではなく、機能性だけではなく、使い手の目線に立ち多くの人に喜んでいただける器や道具を作る。
時代や生活様式に合わせてカタチを変えていく。それが、今の「用美」には大きく求められています。
求められる要望をカタチにしていくことは、「用美」にとって苦しくも楽しいチャレンジです。
変わることのない「用美」のモノづくりへの姿勢に、共鳴していただけるからこそ求められているのだと感じています。

「用美」の製品にはブランドロゴ「用美」を表示していません。
日々使っていただいている製品にあえて名乗らせなくても、その使い心地、完成度の高さに「用」の「美」を感じていただけると思っているからです。

特別なものではなく、いつも寄り添うモノとして、当たり前のように存在していることで、使い手に喜んでいただける。それこそが「用美」のしるしなのです。